ヘリオトロープの冬越し⑤挿し芽の発根
(image: pixabay)
10月末に挑戦した、ヘリオトロープの挿し芽。
「冬越し」のために切り戻した茎を使ったのでした。
挿し芽をしてから1週間、1日に何度も、チラチラ観察していました。
でも、何も変化が見られない!
不安になってきました。😥
「これは、絶対に発根していない」と分かります。
葉が、元気なく斜め下を向いたままなので。
(挿し芽直後。葉がふっくら。)
(10月29日)
↓
(その後の様子。しんなりしています。)
(10月30日)
この状態が、続いているのです。(↑)
そして、「タイムリミットは2週間かな」と考えていたのに、とうとう10日目を迎えてしまいました。💦
ずっと、根からの給水ができなかったら....
このままでは....😣
実際、葉も少しずつ落ち、減ってきているのです。
やはり、恐ろしいのは蒸散。
葉や茎の水分が抜けていくばかりだと、しなびてしまいます。
そうなると、枯れてしまうかも....
何か、できることは....?
思いついたのは、「蓋」をすること。
霧吹きで、葉と土の表面を湿らせた後、段ボールの箱ごと、袋で覆ってみました。
(こういう風に。 ↓ )
こうすると、乾燥を防ぐことができます。
同時に、呼吸に必要な空気を通せるので、内側に水蒸気がたまることもありませんでした。
(底の部分は、袋で完全に覆っていないので。)
すると....
(11月10日)
葉に張りが出てきました!!👀
霧吹きをする時以外は、この状態にしておくのが良いみたい。
もう1つの鉢も、同じようにしてみました。
2日後....
(11月12日。)
葉がぴんっとしています。
それと同時に、それぞれの茎の先端の葉の色が薄くなっています。
これは新芽が出た訳ではないのです。
もともとあった葉の色が黄緑になりました。😲
植物が弱ると、葉の色が薄れるということは、よくありますが....?
でも今回は、明らかに元気になっているので、心配なさそうです。
もっと早く、袋で覆うようにしていたら、こんなに葉が減らずにすんだかもしれません!
その後も、段ボールに袋をかぶせておく方法を続けました。
そうしたら、すぐに新芽が出てきたのです。😮
発根していることを確信しました。
その後、日中は、窓越しの日差しを当てることにしました。
(↓)
(11月17日)
「うまくいかなくても当たり前」というぐらいの気持ちで始めた挿し芽でしたが....
日ごとに、「無理かもしれない....😢」と感じてきた時は、ツラかったです。
そのため、挿し芽をされる方の、少しでもご参考になればと思い、記録しています。🙂
(植物や、時期によっても、違いはあると思いますが。)