ヘリオトロープの冬越し⑨挿し芽の体力

 

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(original image: monika1607)

 

挿し芽後、室内で管理しているヘリオトロープの小さな苗。

以前、12月前半までの様子を書きました。

 

その後どうなったのかというと…

 

葉が、黒ずんできてしまいました。😣

(↓)

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(12月15日)

 

(拡大すると…)

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全部の葉ではないのです。

でも、このままにしておいたら、全滅してしまいそうな雰囲気。

 

気温が下がり、寒すぎたのではないか?と考えました。

外の株も、急に寒くなった日に、同じような黒ずみができてしまったことがあったので。

 

そこで、夜間は、底を2重にした段ボール箱に入れ…

 

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(12月27日)

 

内側の箱を袋で覆い…

 

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その上から、箱をかぶせることにしました。

 

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その後、底が3重に…

(たまたま、ちょうど良い箱があったので。)

(↓)

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(12月29日。ちょっとやり過ぎかな?💦)

 

現在は、内側の箱は1つになり、間に袋を挟まず、大きい箱をかぶせているだけです。

高さのある箱が見つかり、内側もふたを閉められるようになったので。

 

日中の寒さ対策は…

外で使っている物と同じく、空気穴のある袋を使うことにしました。

 

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(1月3日)

 

こうすると、陽が陰ったりしても、すぐに冷えなくて良いみたいです。

 

実は、葉にダメージが出るまで、日差しが当たらない時間になっても、すぐに室内の暖かい場所に移動させていなかったのです。

カーテンを開けている間は、ずっと窓際に置いていて。

それが、挿し芽には良くなかったのかも、と反省しました。😔

 

12月後半からは、日没後にはできるだけ早く段ボールに戻し、袋(日中も使っている物)をかけておくことにしました。

そして夜、部屋が暖かいうちに箱をかぶせる!という手順。

 

その後12月末に、ついに本格的な寒波がやってきたのです。

「最低気温は、マイナス5℃になる」という予報。

室内の挿し芽がすでに弱っているのに、さらに寒くなるとは…

 

乗り越えられるか心配していたので、翌日目が覚めてすぐに、ヘリオトロープのことが頭に浮かびました。

そして同時に、その夜に限って、袋と箱をかぶせ忘れてしまったことも!😱

寝る前に掃除などバタバタしていて、遅くなってしまって…

(いつもかけているはずの袋も、霧吹きで葉が湿ったまま気温が下がると良くないかなーと思い、開けていたまま…)

 

慌てて、植木鉢を置いている場所にかけつけました。

そうしたら、部屋自体、そんなに冷えてない。😶

むしろ、あたたかい…ような…?

 

暖房を、切り忘れていたのでした!

そうです。

慌ただし過ぎたせいで、エアコンにも手が回っていなかったんです。😅

初めて付けっぱなしにして寝てしまいました。

 

挿し芽たちは、何事もなかったように、ぬくぬくしていました。

(良かったです~。)

 

 

こちらが、最近の様子。

新芽が出てくれたので、なんとか持ちこたえています。

(黒ずんだ葉は、落ちてしまって。)

(↓)

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(2月11日)

 

12月半ばまで油断してしまったせいで、あまり生長していません。

外の鉢植えが、予想以上に大丈夫なので、「家の中なら余裕でしょ?」みたいに思っていて。

もちろん、屋外に比べたら、室内の方が、ずっと暖かいのは確か。

それでも、株の体力によって、耐えられるかどうかは違うのかもしれません。

 

左端に、元気のない芽があります。(↑)

 

この写真では、中央上の芽になります。

(↓)

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これは、もともと葉が小さく、茎も細かったのです。

鉢内の他の芽と同じ環境でも、かなり弱ってしまいました。

 

同様に、外の株と比べて、挿し芽はまだまだ弱いのだと思います。

外のヘリオトロープが「お子様」なら、挿し芽たちはまだ「赤ちゃん」なのかも。

至れり尽くせりの環境が必要なようです!

暖かくなるまで、慎重に見守らなくては…😓

早く快適に過ごせる季節になってほしいです。

 

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(original image: Cobe68)

 

「切り戻しの茎」を使うことで、無駄の少ない「挿し芽」での冬越し。

外に1度も出さなくても、窓越しの日差しだけで生長してくれるのがありがたいです。

また、室内ならではの「虫」や「カビ」の心配もせずに、このまま過ごせそう…

一方、お世話には、手間をかける必要があることも分かりました。

 

今回の経験で、来冬の冬越しについても、いろいろと考えることができます。

1番確実で、大変ではない方法を探していきたいです。